龍は、「登龍門」の故事からも古くより立身出世の象徴とされ、力強く天に昇るその勢いは、運気上昇と絶大な開運力を秘めているといわれています。
また、龍は「水を司る神獣」でもあるため、古くから海の安全を守り、田畑に恵みの雨を降らせるとも信じられてきました。そのため、現代でも豊漁・豊作や商売繁盛の願いを込めて床の間にお掛けになる方がとても多い題材です。
陸上の王である虎は、その強靭な生命力と威風堂々とした姿から、あらゆる厄災を振り払い、家運隆盛を導くといわれています。
特に、正面を向いて描かれた「八方睨みの虎」は、どこから見ても鋭く睨みつけているように描かれており、古くから強力な魔除けや厄払いの意味が込められています。
ご家族を災いから護るお守りとしてはもちろん、男児の健やかな成長を願う端午の節句や、新しい年の福を願うお正月、さらには季節を問わない「年中掛け」としても大変人気があります。